地域包括ケア病棟について
地域包括ケア病棟の特徴
地域包括ケア病棟とは病棟全体で在宅・生活復帰を目指す病棟として認定を受けています。主に、入院治療後に病状が安定した患者様に対して効率的でかつ密度の高い治療を行うために必要な高い 施設基準の要件を満たし、平成26年9月に開設いたしました。
地域包括ケア病棟として48床を設けています。
各ベッドサイドに窓がある特徴的な病室が主体で、5床の個室も設けています。
離床できる患者様やご家族様の面会時等に利用できる場所を設け、また各病棟に機械浴を設置しました。身体的なケアと共に、精神的なサポートにも心がけ、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカー他メディカルスタッフが協力して復帰支援を行います。
ご利用して頂くためには
在宅あるいは介護施設に復帰予定の方であればご利用できますが、主に次のような患者さまが対象です。
- 入院治療により状態は改善したが、当院にてもう少し経過観察が必要な方
- 入院治療により症状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方
- 在宅での療養準備が必要な方
- 在宅療養中の一時的な入院対応
※状態に応じ入院期間は調整しますが、60日を限度としております。
ご利用までの流れ
地域包括ケア病棟への直接入院、または一般病棟を経由してからの転棟を主治医が判断し、患者さまや ご家族へ提案後、ご了承いただけた場合、地域包括ケア病棟へご入院いただきます。
入院費用の計算方法
定められた地域包括ケア病棟入院医療管理費を算定します。 一般病棟とは異なり注射・投薬料・リハビリ・簡単な処置・検査料等の費用が含まれています。
※治療内容によっては自己負担金が増額する場合もあります。
お部屋移動について
病状等の変化により集中治療が必要と主治医が判断した場合にはお部屋を変更する場合があります。
退院手続きについて
地域包括ケア病棟への直接入院入院入室後、早期の段階で在宅支援計画書に基づき多職種でサポートします。
退院後、ご自宅の生活に不安がある場合には、ケアマネジャー・訪問看護・訪問介護事業所と連携し 在宅療養支援も可能です。
また24時間対応の在宅医療も提供可能ですので、ご希望がございましたら主治医までお尋ねください。